先週の金曜日4月24日、私の祖父が94歳の生涯を閉じました。
祖父は私の実家のすぐ近くに住んでいて、子供の時はよく、かわいがってもらいました。
半年ほど前に入院してから日に日に衰弱していきました。食事は口から取れなくなり、流動食が鼻から流されました。口には呼吸を確保するためチューブが入れられ、全く話をすることも出来なくなりました。
手も、チューブを抜かないようにベッドにくくりつけられていることも多かったようです。
私は祖父のお見舞いに頻繁に行くことは出来なかったけれど、行くたびにそういう状態の祖父を見るのが辛くて、「おじいちゃん!おじいちゃん!」と背中をさすりながら声をかけるだけで精いっぱいでした。
昨年の5月に母方の祖父が亡くなった時も思いましたが、人間はなかなか、そう簡単には死ぬことは出来ないんだなあと思いました。
祖父が亡くなったことはもちろん悲しいけれど、苦しみから解放され、94年という大往生を遂げたことに安堵しています。今は、天国で、先に逝った祖母と久しぶりに会って安らかな時を過ごしていることでしょう。
今回私は初めて、納棺の儀を見届けることが出来ました。「送りびと」ではありませんが、とても厳かで素晴らしい儀式でした。親族一人一人がその儀式に参加することが出来、祖父も喜んでくれていると思います。
お通夜とお葬式では本当にたくさんの方々が参列してくだいました。それを裏方で支えてくださったご近所の奥様方はじめ隣組の方々、感謝の気持ちで一杯です。
私の実家は大阪とはいえ、とても田舎なのでお葬式があるとたくさんの人々が手伝い合います。その中でも女性の働きぶりを見ると、本当に頭が下がります。
皆が支えあって生きている、それを実感することができました。

